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多田修平の追い風参考9秒94生んだパウエル直伝スタート…3強と世界陸上かけ直接対決

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◆陸上 日本学生個人選手権第2日(10日、神奈川・平塚市Shonan BMWスタジアム平塚)

 日本初の100メートル9秒台と2020年東京五輪での400メートルリレー金メダルを目指す短距離界に、頼もしい新星が現れた。男子100メートル準決勝で、多田修平(20)=関学大=が4・5メートルの追い風参考ながら9秒94をマーク。決勝では公認となる追い風1・9メートルの条件下で、日本歴代7位の10秒08をたたき出し、17年ロンドン世界陸上(8月)の参加標準(10秒12)を突破した。次戦の日本選手権(23日開幕、大阪)で自身初の世陸切符取りに挑む。

 思わず二度見した。風に乗って気持ち良く準決勝を駆けた多田は、9秒94に仰天した。「間違いかな?」。電気計時では国内のレースで日本勢初となる追い風参考9秒台に、どよめきと歓声が入り交じった。3時間半後の決勝は、勢いのままスタートからぶっちぎって10秒08。今度は公認記録で、日本歴代7位タイだ。「世界(選手権)標準を目指していたので、日本選手権までに切れて良かった」。自己記録10秒22だった男が、一躍日本初の9秒台候補にまでのし上がった。

 大学1年時は左膝裏の後十字靱帯(じんたい)を損傷し、昨年も日本選手権で準決勝敗退と力を出せなかった。転機は、今年1~2月。大阪陸協の「OSAKA夢プログラム」を利用し、約3週間の米合宿に参加。100メートル世界歴代4位の9秒72を持つアサファ・パウエル(ジャマイカ)に、スタートを直伝された。1歩目を速くするイメージを持ち、後半に向け徐々にピッチを上げる。日本陸連の伊東浩司強化委員長(47)が「スタートからの組み立てがうまい。ピッチの回転を速く高められるのが推進力になっている」と褒める走りを手にした。

 関学大の練習でも、加速を磨く練習に余念がない。週5日、加速走を重視したメニューをこなす。20メートルで加速し、60メートルを全力疾走。その後、20メートルを流す。これを1日6本だけ走る。指導する林直也コーチ(39)は「『6本しか走れないくらい一本一本を追い込め』と指導している」と明かした。

 次戦は地元・大阪開催の日本選手権。既に世陸標準突破済みの桐生、山県、ケンブリッジに競り勝って3位以内に入れば、初の世陸切符獲得が大きく近づく。「ワクワク感もあるし、緊張もしている。表彰台を照準に合わせたい」。9秒台突入にも「最大の目標の20年東京五輪までには出したいし、東京五輪は個人種目で海外選手と競り合えるようにしたい」と夢を膨らませた。はにかんだ笑顔がトレードマークの20歳。10秒0台は、ただの通過点だ。(細野 友司)

 ◆100メートルと風の影響 計算法は諸説あるが、風速が1メートル強くなると、0秒07前後速くなるとされる。今回、追い風4・5メートルの条件下で9秒94を出した多田は0秒31前後の助力を受けたことになり、無風なら10秒25前後の計算になる。向かい風の場合は、0秒09前後遅くなるとされる。

 ◆多田修平(ただ・しゅうへい)プロフィール

 ▽生まれ 1996年6月24日、大阪・東大阪市。20歳。

 ▽競技歴 石切中(東大阪市)1年で始める。運動会で走るのが好きだった。大阪桐蔭高卒。

 ▽好物 パフェなどのスイーツ、焼き肉。

 ▽実家暮らし 大学では寮に入らず、東大阪市の自宅から約1時間半かけて通学。林コーチは「毎日大変だと思います」。

 ▽サイズ 176センチ、66キロ。

 ▽家族 両親と弟。
(この記事はスポーツ総合(スポーツ報知)から引用させて頂きました)
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